にんよう性温存のための精子・卵子・卵巣・胚の凍結保存に関する治療

にんよう性(妊孕性)温存のための治療方法の選択肢は、患者さんの年齢や治療状況により変わってきます。

15歳以下の患者さん、もしくは、治療までの猶予がない場合には、「卵巣凍結」、16歳以上で治療までの期間猶予がある未婚の女性は「卵子凍結」、既婚の女性は「胚凍結」となります。原疾患の治療完了後、妊娠を希望された時期に、凍結物を融解し、授精・移植します。

以下に示す図が標準的な治療の流れとなります。具体的な個々の治療内容は受診する医療機関の方針により異なることもあります。

にんよう性(妊孕性)温存のための精子・卵子・胚・卵巣の凍結をお考えの際には、受診医療機関に治療の詳細をご確認ください。

  15歳以下の
女性
16歳以上の女性 思春期以降の
男性
期間的猶予(4週間以上)
なし あり
未婚 既婚
にんよう性温存のための治療 卵巣摘出⑤ 採卵① 採卵①
採精⑨
採精⑨
採卵① 卵子
凍結保存②
顕微授精③
胚培養④
精子
凍結保存⑨
卵子+卵巣凍結保存② 胚凍結保存②
原疾患治療 (原疾患治療)
凍結保存の継続⑧
(原疾患治療終了)
(妊娠希望)
妊娠に向けた治療 卵子融解⑥ 卵巣融解⑦ 卵子融解⑥ 胚融解⑥ 採卵①
顕微授精③
採精⑨
顕微授精③
卵巣移植⑦ 採精⑨
顕微授精③
胚移植⑥ 体外受精
顕微授精③
胚移植⑥
自然妊娠
胚移植⑥ 胚移植⑥