採卵の進め方

3.採卵の進め方

採卵は、経膣超音波下で十分に発育した卵胞に針を刺し、卵胞の中の卵胞液と卵子を吸引して行います。がんや血液性疾患等の治療と並行してにんよう性温存のための採卵を行う患者さんは大量の出血をしないための配慮が必要となる場合が多いため、痛みや出血を少なくするために、21~23ゲージの特殊な細い採卵針を使用します。

採卵は、必要に応じて麻酔を使用します。通常、安全を期し、血管確保のために点滴注射をし、2~3種類の麻酔剤を使い分けてその患者さんにあった麻酔を行います。

採卵は10分程度で終わります。
その後、体調に異変がないか経過を確認するため、3時間ほど安静にしていただき、採卵当日は自宅でも安静にしていただきます。

採卵

<採卵の流れ>

※京野アートクリニックにおいて行われています採卵の流れを整理しています。
医療機関により進め方が異なる場合が異なります。

来院 ・ご夫婦で来院いただきます。
・ご主人に採精していただきます。
・奥様にはガウンに着替えて手術室に入っていただき、点滴やモニターをつけるなど採卵の準備を行います。
 
採卵開始 ・麻酔をかけて採卵を行います。
 
採卵終了後

・リカバリールームで1~2時間の安静をいただきます。
・本日の結果(卵子、精子の状態など)を説明し今後の治療の進め方を相談します。
・帰宅後は安静にしてください。

※白血病の患者さんなどで、出血傾向を認める場合には、入院中の病院にて管理いただくこともございます。

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